写真つれづれ bP41


             吉野山・青根ヶ峰
            2013.4.16〜17

奈良の吉野山に行って来ました。3月の急な暖かさで花の見頃は半月近くずれ一目千本桜は拝めませんでしたが、残っていた奥の千本の桜や八重桜を楽しんできました。
      
下の千本 奈良市から約2時間、下の千本駐車場でバスを降り修験道の本山・金峯山寺(きんぷせんじ)の総門(黒門)をくぐると 参道には葛製品・柿の葉寿司などの店がずらり。団体行動から外れないよう、でも店は見たい・買い物もしたい女性陣はなかなか忙しそう。本堂では秘仏蔵王権現が御開帳されていました。合掌。
      中の千本・上の千本

絵葉書に良く使われる景色は残念ながら新緑に変わるところ。去年一週前に来た方は山の上は雪で桜はぜんぜん咲いていなかったとか。満開に出会うのは運か? 右写真は水と子授けの神・吉野分水(みくまり)神社本殿。ここをクリックすると一目千本桜の景色に変わります。
       高城山展望台

上の千本と奥の千本の途中でようやく吉野桜(吉野白山桜)にご対面。ツアーの弁当は平宗・柿の葉寿司。このごろは大阪駅などでいつでも買えますが、花びらが舞うなかで食べる出来立ての味は格別。旨かった〜。
       奥の千本

吉野山の地主神を祭る金峯神社(左写真)をお参りして20分ほど登ると宝塔院跡(右写真)へ。かなりの山の中ですが、明治初めの廃仏毀釈前は付近に大小の寺院が点在していたそうです。右に折れた先の西行庵には寄らず前に進みます。
       青根ヶ峰頂上

大峰山は今でも女人禁制とか。その昔義経と静御前が別れたという女人結界の碑(左写真)は今でも有効?! 標高約200mの駐車場から登り初めて857、9mの青根ヶ峰まで約4時間、日帰りにはちょうど良い登山でした。
        新緑の中を

駐車場のある蜻蛉(せいれい)の滝まで足元と時間を気にしながらひたすら下ります。上りも下りもそれなりに傾斜があって日本有数の観光地は古代から続く修験者の山の一角と知りました。トレッキングシューズで正解。
         蜻蛉の滝

落差50mの岩壁を清冽な滝が流れ落ちていて天気が良いと虹が見られるそうです。
山を下り切った所の公園の枝垂桜に大きな歓声が上がりました。
ここをクリックすると大きくなります。
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いつかまたゆっくり訪れたいものです。

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