写真つれづれ bX7


       トワイライトエクスプレス&カシオペア
          2009.8.30〜9.4

20周年のトワイライトと10周年のカシオペアに乗ってきました。ツアー参加者は10組20名。皆さんの話を合わせると全員がタイマーを合わせ、ダイヤルの練習をして募集開始時間ピッタリに申し込んだ由。参加できた幸せに頬はゆるみっぱなし。トワイライトに1室だけの最後尾展望室(写真)に当日個人で乗車した方はなんと6年越しでチケットをゲットしたそうです。

   大阪〜福井〜金沢〜新潟〜秋田〜青函トンネル〜札幌

往路は12:03に大阪を出発して翌朝9:52札幌到着。バブル華やかな時代に造られた列車は木質が多く、天井まで窓が広がるサロンカーやシャワー室など当時の技術と贅をつくしたことが偲ばれます。天使が向き合っているロゴマークが食器や車内販売のレシート、ビニール袋にまで付いているのも当初からなのでしょう。乗車時間が22時間と長いこともあって時間がゆったり過ぎてゆきます。
 ダイナープレヤデス ディナーは富山から直江津のあたり。右手に立山連峰、左手に日本海に沈む夕日を期待していたのに雨模様で残念でしたが、車内の厨房で作られたフランス料理はとてもきれいで美味しい.。左の写真はメロンソースのシャーベット。旅の楽しさ倍増です。

     阿寒湖と石狩平野

朝風呂に入って 阿寒湖畔で何をか思う。。。。。な〜んにも思わない。アタマは空っぽ。。ふっ。
そそくさと道東をまわり帰路のお楽しみに向かう。空の広さと青さは北海道ならでは。

     札幌〜青函トンネル〜青森〜岩手〜宮城〜福島〜上野

復路のカシオペアは16:12に札幌を出発して翌朝9:25上野到着。最後尾がラウンジカーになっていて誰でも景色を楽しめるようになっています。青函トンネルに入る時は車掌さんが来て説明してくれました。18時間があっという間と感じたのは夕方発だからでしょうね。

      なにか〜

列車の行き先表示がデジタルで運行開始時期の違いをこんなところでも感じました。
カシオペアの懐石御膳には前菜や和菓子もついていましたが、ツアー中懐石風の食事が続いたのでせっかくの御馳走も感動はイマイチ。今思うとなんと罰当たりな。

      室内

くじ引きで2階建ての上の部屋が当たりラッキー。室内は体の大きな私でもゆったりの広さで快適。トイレの上の扉を開けると洗面台が現れました。ディスプレーにはTVの他、走行位置も表示できコンパクトにうまくまとまっているなと感心。寝られない人もいるようですが、音も揺れも気になりませんでした。

            上野到着

今回列車に乗った距離は観光も含め約4000キロ! 観光は無くても良いと思うくらい列車旅を楽しみました。行きのトワイライトはBコンパートメント(2段ベット・4人室)利用で、初対面のご夫婦と話がはずみ楽しい思い出になりました。帰りのカシオペアは全室個室で、それぞれの良さがありますね。どちらも1編成しかないのでまたいつか乗る日まで廃止にならないで欲しいと話しつつ家路につきました。
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