プチお遍路 2010.6.6〜9 連れ合いが友人の高知歩きに途中4日間同道させてもらいました。準備不足で足腰に不安を抱えながらの歩き遍路でしたが久しぶりに友人と会えたしいろいろ良い経験をしたそうです。写真は最初の第24番札所・最御崎寺(ほつみさきじ)。般若心経の他に初めて聞いた御詠歌の詠唱が新鮮で聞き惚れたとか。 |
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室戸岬灯台 最御崎寺のすぐ下にあって高さ15.4メートル、レンズ直径2.6メートル、光度160万cd(1カンデラはろうそくの灯約1本分の明るさ)、光達距離26海里(約49Km)。随分ずんぐりむっくりしていると思ったそうです。台風銀座の室戸岬で光度・光達距離日本一の灯台はどっしり構えてたくさんの船舶の安全を守ってくれているんだなあ。 |
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旧遍路道 荷物を減らしたつもりでもザックは6キロ位になり行く前から弱気。いきなりの山道に先行き不安を覚えつつ歩いているうちに、子どもたちがこの位の重さの時のことを思い出し、毎日おぶったり抱いたりしていたのだと感慨に耽ったそう。そんなもんか? これを機に6キロダイエットしたら、体が軽くなるだろうなと思わず助言。(オッと自分も。。。) |
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ちょうど良い所に道しるべや励ましの言葉があって 迷わずに歩けるようになっていたそうです。 | ||
神峯寺(こうのみねじ) 標高600メートル、真っ縦(まったて)と呼ばれる急坂に予定をだいぶオーバーして着いた神峯寺では深山の懐に抱かれて柄にもなく心が洗われるような気がしたそうです。春秋がお遍路さんシーズンだそうですが、外れた時期の静寂も捨てがたいですね。 |
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安芸の野良時計 分銅や歯車からすべて地主さん手作りの時計は明治20年から最近まで現役だったそうです。傍にいたお年寄りに駅までの道を教えてもらい10分ほど歩いていたら、お嫁さん?らしい人が「おじいちゃんが間違って教えたみたいだから」と自転車で追いかけてきてびっくりしたとか。 |
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宿坊の夕食 金剛頂寺では他の巡拝客と一つのテーブルを囲み話が弾んだそう。藁焼きのカツオが旨かったって。今どきの宿坊って一汁一菜の精進料理じゃないんだなあ。 |
風呂で見知らぬ人に背中を流して貰ったり、コーヒーをサービスしてもらったり都会では信じられないような親切に何度かあったそうです。 人に親切にすることが自分の徳を積むことというお接待の心が自然に身についているんですね。 |