写真つれづれ bP08


      マウンテントレイル in 野沢温泉
          2010.7.18〜19

長野駅から急行バスで一時間半、冬は良質のパウダースノーで知られる野沢温泉スキー場で国内最難関級の山岳マラソン大会が開催されました。写真は村内に13ある天然温泉100%掛け流しの外湯の一つ大湯(miya.mさんのフリー画像を使わせていただきました)。今回は制限時間24時間の記録計測を担当しました。

           7:00スタート

記録的な猛暑が続いていた日本列島、高原のここも例外ではありませんでした。30℃を超える炎天下で233名の選手は全長65Km、累積高低差4100Mを踏破するペース配分以外に熱中症と戦うことになりました。体温を上げないために歩く、途中で水を浴びるなどの戦略が勝敗を分けることになりました。

           飛びきりの景色

尾根が多かった様ですが、途中に湖畔、滝、花畑、林道、見晴らしの良い高原、鎖場など変化にとんだコースだったそうです。最初と最後は温泉街を走って土地の方や宿泊客の盛んな応援を受けるのも力になりますね。

           エイドステーション

選手の必須装備品の中には水2リットル、熊鈴なども。エイドステーションは過酷なレースをサポートするまさにオアシス。塩、ドリンク、果物、食べ物など夜通しでサポートしてもらえるのは有りがたい事です。地元の方々が夜も交代で。。。

         オリンピックスポーツパーク

長野オリンピックのバイアスロン会場がスタート・ゴール会場でした。全コースは3セクションに分かれ、すべてここを起点に発着しますので体調や気候に合わせ着替えたりできるのは便利でした。2セクションで棄権した選手も多かった様に思いましたが、完走率は80.3%(完走187名)でした。

            勝ち取った優勝

優勝タイムは男子が6時間40分14秒、女子が8時間51分7秒でした。長距離レースはゴールタイムに差が出るのが普通なのに、今回は男女とも1位、2位は大接戦、女子はなんと14秒差でした。ちなみに最高齢完走者は72歳でした。

            野沢菜おやき

野沢菜漬けは野沢温泉が発祥の地だそうです。普段見かける緑色のものは浅漬けで、褐色に乳酸発酵した本漬けは地元では今でも冬場だけのものだそうです。自家製本漬けを販売する福田屋のおやきは、ほのかに酸味のある野沢菜漬けの油炒めがぎっしり入って170円。具ももっちりした皮も旨かった〜。いろいろな種類があって一万円分位!買って帰る人もいるらしい。
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