写真つれづれ bP54


               奥鬼怒へ
              2014.5.1〜3


ゴールデンウィークにハイキングを兼ねて奥鬼怒温泉郷へ行ってきました。国立公園内なので女夫渕(めおとぶち)駐車場から先は一般車両は通行禁止。所々雪が残っている鬼怒川添いの遊歩道をリュック姿で上ります。

      標高1480m

昨年2月の直下型地震の爪あとがまだあちこちに残っていました。大きな被害が出た温泉施設もあり、地域の方々が協力して懸命の復旧に当たったそうです。習志野から車で5時間、さらに連れ合いの足で3時間、ようやく今日の宿が見えて来ました。ぶなの原生林が芽吹くまであとわずか。

      手白澤温泉

たどり着いた先は高い天井と広い和室の一軒宿。6室で立ち寄り客はとらないので風呂はほとんど貸切り状態。川(手白沢)のせせらぎを聞きながらぬるい露天風呂にゆ〜っくり浸かってうとうと。日ごろの疲れが解けていきます。奥に見えるのは根名草山。

      ディナーと朝めし

夕食はオードブルから手作りで岩魚の塩焼きも焼き野菜と盛り合わせて洋食風。肉料理もたっぷり。すべて美味く頂きました。写真は朝食の虹鱒の甘露煮、これも手作りならではの薄味で魚の旨みがしっかり。
日光澤温泉 手白澤温泉から30分くらい下った所に立ち寄り可能な3軒の宿があるので寄ってみました。
初めてなのに何とも懐かしい昭和レトロの山小屋風温泉。入り口の鐘を鳴らして到着を知らせます。山を望みながらぬるめの白濁温泉でゆっくり、ここも極楽。公衆電話用の硬貨も置いてあったような。

        八丁の湯

昔ながらの旧館とカナダから運んだという本格ログハウス棟のある宿でした。側を20キロ位ありそうな大きなザックを背負った3人組が休みもせず尾瀬(まだ雪深そう、遠い)を目指して行きました。滝を見ながらの混浴露天風呂ではバスタオルのご婦人と一緒になりました、はるばるここまで来たのだからどうぞどうぞ。


        帰り道

下界は山桜や八潮つつじ、新緑がまっ盛り。ドライブをしながら季節の移ろいを楽しめるのもこの時期ならでは。大笹牧場のバーベキューは肉も良いし野菜もたっぷり。これも完食して満足満足。
前号へ 次号へ 関東最後の秘湯と言われて、それぞれの宿で源泉を幾つも持っているそうです。送迎をしている宿も2軒ありました。

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