写真つれづれ bP61


          さよならトワイライトエクスプレス
             2015.1.13〜14


1989年(平成元年)から運行されてきたトワイライトエクスプレスが今年の3月12日で25年半の歴史に幕を下ろすことになりました。運良くチケットが取れたので最後の旅を楽しんできました。左の写真は車内パンフレットから。

       入  線

千葉を暗いうちに出て新幹線で新大阪へ。始発の大阪へ移動して入線を待ちます。荷物を車内に置いて出たり入ったりが楽しい。11:50に発って日本海側をひた走ること1495.7キロ。翌日の10:44に札幌到着予定です。

       記念撮影

かつてバブル真っ盛りにロシア、香港経由で日本へやってきたオリエントエクスプレス(!)を参考に造られたとか。負けないものをと気合を入れて頑張ったんだろうなあ。

     ダイナープレヤデス

食堂車をそう言うらしい。隣のサロンカーでランチオープンを待つことしばし。相席のマニア様からいろいろ聞くのも楽しい。最後なのでカロリーは気にせず同席者全員2品ずつ注文。我がテーブルの一番人気はオムライスでした。

      白銀の立山連峰

マニア様いわく「この時期日本海側で景色を見るのは無理ムリ」とか。が、しかし天(気)は味方をしてくれました。雲の合間から夕日に輝く立山連峰が見られてラッキー!
時期的に日本海に沈む夕日を見ながらのディナーにはなりませんでしたが、この日は2ヶ月限定のセミファイナル特別メニューでした。デザートにアーモンドが隠れていた若者にはロゴの入ったワインオープナー(非売品らしい)がプレゼントされていました。みんなから拍手をされて何か良いことありそう。
21時からのパブタイムに行くのを忘れてぐっすり寝て起きたら快晴。噴火湾や雪原が続きます。廊下に折りたたみの腰掛けが付いていて座って景色が眺められます。途中踏み切り事故で1時間ほど遅れたときは歓声が上がったりして。正午ごろ無事に札幌に到着した時はいつの間にか気動車が牽引していました。24時間も乗っていたのに名残り惜しい気持ちで連れ合いと交互に記念撮影。
前号へ 次号へ 老いも若きも(トサカヘアーの若者も)皆この日この列車に乗車できた幸せを共有し、和気あいあいと過ごした忘れがたい旅になりました。

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