写真つれづれ bP67


             ユングフラウヨッホへ
             2015.7.2〜10


アイガー北壁で有名なグリンデルワルトに行ってきました。そこからユングフラウヨッホ駅(標高3454m)までは登山電車で1時間半ほど。天気に恵まれ駅の上のスフィンクス展望台からの眺めは圧巻でした。展望台の写真はJulius Silverさんのfree画像から。
写真右の山なみは、左からアイガー3970m、メンヒ4107m、ユングフラウ4158m。登山電車はクライネシャイデック(手前の山の向こう側)から大きく蛇行してアイガーとメンヒの山中を突き抜けユングフラウに至ります。メンヒとユングフラウのぶつかる稜線に展望台があります。ここをクリックすると大きくなります。
日本から12時間のフライト+電車を乗り継ぐこと数時間、ようやく電車の先にアイガーが見えてきました。グリンデルワルト駅のホームに降りると目の前が楽天から予約していたダービーホテル。日本の旗が出ていてちょっと嬉しい。昼時なのにチェックインさせて貰い感謝。アイガービューだったし。今回の旅行中、湯沸しポットやコーヒーセットが部屋にあったのはここだけ。日本流おもてなし良いね。
ホテルで一服し、午後からいよいよユングフラウヨッホへ。チケット(日本語ガイドブック付き)は往復約2万円。びっくりの値段ですが行ってみて納得、急勾配の長〜いトンネルの先の大氷河やアルプスの山々に感動しきり。途中2か所の駅で10分位ずつ停車し見物しました。右の写真はアイガー北壁からグリンデルワルト方面の眺め。途中駅は荷物の運搬やアイガー本格登山の基点になっているようでした。夜中にアイガー中腹に灯る明かりはここのものらしい。しかし、明治時代後半に富士山より高い所にトンネルを通すなんて、、凄すぎ。
平日の午後だったのでスフィンクス展望台はすいていましたが、土日は大変な混雑だそう。ここからヨーロッパ最長のアレッチ氷河(写真中央)を通って下山したり、ユングフラウ(写真右)に登ったりも出来るそうです。目を開けていられないくらい日差しが強く暖かくてラッキー、天気が悪いとこの時期でも氷点下になるそうです。景色を眺めながらゆっくり一杯。
グリンデルワルトに戻りアイガーの風に吹かれながら夕食。ドライハムもチーズも塩気がやさしく旨みたっふり。ブルーチーズって旨いものだったんだなあ。薄緑のラビオリの中には真っ白なあっさりチーズが入っていました。高所にある街なので生鮮食品は貴重品のようですが、この店は新鮮でおいしい野菜や果物がたっぷり、二晩通いました。ワインも旨かったなあ。旅行中つい水(自販機で500cc約450円)がわりにワインがぶ飲み、ちょい反省。
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日没が21時頃なので一日が長い。歩きまわった様子は来月に。

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