写真つれづれ bU8


    Oxfam Trailwalker Japan 2007
         2007.5.18〜20

寄付を募って4人1チーム48時間以内に100Km踏破をめざすイベントです。25年前にイギリス軍所属兵士のトレーニングから始まり今では数ヶ国で開催されているそうです。出場167チーム中日本チームは約3割。香港から約半数。英語・中国語・日本語が飛び交う国際色豊かな大会でした。3日目ゴール間近の山中湖からは逆さ富士がくっきり。(画像をクリックすると大きくなります)

      寄付金は1チーム12万円以上
         
(参加費は含まない)

オックスファムインターナショナルは13ヶ国に活動拠点を持ち、貧困緩和・緊急人道支援活動を進める民間の国際協力団体です。世界では約100万人から年間560億円もの寄付があるそうです。今回は寄付金の2割未満がイベント運営費に、残り約8割は直接支援に使われるそうです。例えば30万円でケニアの学校1校分の水供給システムなど。職場で募金を募ったりするらしいのですが、12万円はそんなに無理の無い金額なそうで、時には300万円寄付(国内か海外か聞きそびれました)するチームもあるとか。

          小田原から山中湖へ

城山陸上競技場をスタートして塔ノ峰〜浅間山〜芦ノ湖〜箱根関所跡〜外輪山周回歩道〜金時山〜足柄万葉公園〜明神峠〜三国山〜山中湖までの100Kmを本格トレッキング。山道を夜通し歩くのでかなりハードですが、参加者の年齢層は広く、女性の参加も1/3程度ありました。溢れる新緑が疲れを癒してくれますね。(仮眠所はあります)

             ゴール

サポート隊手作り(たぶん)の月桂冠と当日記録証を手に記念撮影。大雨や強風、闇夜、疲れ、予定外の不調etc.を4人で協力して歩き通した満足感は非常に大きいものでしょう。ゴールでは疲れも見せずみんな最高の笑顔でした。約半数が男女混成で合計年齢200歳以上のチームもちらほら。

            夜も更けて

RCチップを使用しチェックポイント6ヶ所で記録をとりましたが48時間は終わってみればあっと言う間でした。学生時代に戻ってキャンプ気分で和気あいあいと夜が更けていきます。夜中に1Kmほど山に入ってみたら 懐中電灯で光るよう反射板がずっと取り付けてありました。もちろん最後尾の係り(スィーパー)が安全を確認しながら回収します。

            芦ノ湖丼

芦ノ湖のブラックバス・わかさぎ・にじますを使った名物どん。在来魚を食い荒らすブラックバス、それを食べる人間...食物連鎖...なんて言葉が浮かんだりして。ブラックバスはもともと食用に放流された魚だそうで (名前を聞かなければ)普通の白身魚と思ったでしょう。もう少し可愛い名前なら食用化が進んだかも? 芦ノ湖畔、ほん陣で1550円。
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