今どきの計時技術

1 スリットビデオシステム

スリットビデオ・・・一部の競馬場で着順判定に使われている機械と聞けば 「あぁ、あれ」と思われる方も多いのではないでしょうか。
当社のシステムは世界陸上やオリンピックのショートトラックスケート競技で採用されたものと同機種で、手動計測や肉眼では判定不可能な2000分の1秒差まで写真判定が可能です。

メーカー : セイコーインスツルメンツ株式会社  
仕様 (pdfファイル)
※pdfファイルをご覧いただくためには、Adobe社のAcrobat Readerが必要です。
(Adobe社の無料ダウンロードは右のロゴからどうぞ)



                           緑線が判定線

上の画像は、目視判定が困難だった漕艇競技の例。
一見カメラの写真の様ですが、実際はゴールラインを1000分の2秒毎に撮影した多数のスリット画像を横に並べたものです。
すべて同じはずのオールの向きが違っているのは 一枚の画像でも船首と船尾では撮影に時間差があるためです。
ゴールラインを通過する時に時間がかかった艇は横長に、速く通過した艇は横短の画像になります。
競技により2000分の1秒毎まで撮影可能で、画像の下横方向にタイムが表示されます。



これは判定線部分の実寸画像で、右から左に時間の経過が分かります。
別欄に確定した全コースのタイムが表示されます。
陸上トラック、マラソン、自転車、ボート、カヌー、スケート競技等に威力を発揮します。


下は陸上トラック男子400メートルのゴールとスリット画像です。
画像をクリックすると拡大します。

bP


今どきの計時技術


スリットビデオシステム   GTMailS
RCチップシステム リアルタイム速報システム
フルマラソン5キロ毎モニター(SSMon) 見張りくん(ゴール前100m地点通過者の通知システム)
各人の画像入り完走証 8 光電管システム

Top Pageへ